社団法人 福井県薬剤師会 FUKUI PHARMACEUTICAL ASSOCIATION

福井県薬剤師会は、県民の健康と福利増進のために働く薬剤師の職能団体です。



お薬Q&A > 2009年 > その他

カプセルくん

お薬Q&A > 2009年 > その他

Q 学校薬剤師さんの事を教えてください。
ヤクタイくん A 学校薬剤師は、学校医や学校歯科医と同じ様に各学校に必ず1名います。
学校薬剤師は、学校で調剤や薬の販売をしているのではありません。学校環境衛生の基準に沿って、学校の各教室の空気検査、粉塵、落下細菌、照度、冬の暖房している時の二酸化炭素濃度や一酸化炭素濃度、埃の数など生徒さんの生活の一部分である教室の環境安全に寄与しています。ダニの検査、今、良く言われる新築教室(パソコン室等)のアルデヒド検査、簡単に言えばシックハウス検査、プールの水質検査などもしています。もし児童生徒に望ましく無いデータが出たら改善勧告をして子ども達の安全を守っています。
他に学校薬剤師は薬物乱用防止教育にも携わっています。薬物乱用防止教育は、小学生から始められています。まず1・2年の低学年は薬の正しい飲み方についてです。はっきり目的を持って服用または塗ったりすること・・・「なんでも無いのに薬を飲まない」という考え方を理解してもらうことが将来の薬物乱用防止に繋がって行きます。そして3・4年はタバコの害とお酒の教育です。保護者や家族は子供の受動喫煙の害を知って、もっと気を使って欲しいです。タバコですが低年齢から吸っている人ほど麻薬や大麻に手をだす確率は高いといわれています。だからこそ早くからの年齢に対応した教育が必要です。さらに5・6年生は麻薬大麻シンナーなど大人と同じような薬物乱用教育をしています。知ることによって将来、薬物勧誘を断れるように、知識と情報を繰り返し伝えています。最近では小学生でも携帯電話を持つようになり、親や大人の関与しないところで、子供が好奇心と興味だけでいろいろなサイトに入っていきます。最悪の場合は犯罪に巻き込まれかねません。その延長上に必ず薬物は入って来ると思われます。
また、最近では大学生にも大麻汚染が広がっており、さらに低い年齢においても必ず出てくると思われ、早くからの薬物乱用防止教育がますます必要だと思われます。薬物というのは一旦始めてしまうと自分の意志力ではなかなかやめられなくて警察に厄介になるところまでいってしまいます。小学生中学生高校生のうちから、繰り返し薬物乱用防止教育をすることで正しい知識が身に付き薬物乱用を防ぐことが出来ます。たとえば「これを飲むとやせて綺麗になるよ」といわれればどんな人でも一瞬は立ち止まると思いますが、ここで薬物の教育を受けた人と全く受けなかった人との差が出てきます。
ぜひ、子どもを持つ親御さんたちにも、薬物への関心を持って、正しい知識を身につけ、我が子を守ってあげてください。

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