社団法人 福井県薬剤師会 FUKUI PHARMACEUTICAL ASSOCIATION

福井県薬剤師会は、県民の健康と福利増進のために働く薬剤師の職能団体です。



お薬Q&A > 2006年 > 一般品

カプセルくん

お薬Q&A > 2006年 > 一般品

Q 市販の薬を買うと、箱に「使用期限」という文字がありますが、その期限をすぎるとどうなるのでしょうか。シップのような外につける薬と、風邪くすりのように飲む薬では期限に違いはあるんですか?どっちの場合も期限を過ぎたら捨てたほうがいいですか?
ヤクタイくん A 市販の薬は製造してから3年程度は保存できるように、安定性の高い成分が使用されています。「使用期限」というのは未開封の状態で適切な保存条件を守った場合に効力を保障できる期限のことです。

1つ1つ密閉されてパック状態で包装されている薬は使用期限まで保管されても大丈夫でしょう。

箱やビンに入っているものでも、あけて使用したものは、1年以上たっていたら思い切って捨ててしまうほうが安全です。使い始めたとき、その年月日を書いておくと忘れる心配がありません。

シロップなどの液剤は変質しやすいうえ、子供が飲んでしまう危険性もあるので、残ったものを置いておかないほうが無難です。

目薬は医師の処方のものは開封後1ヶ月ぐらい、市販薬は3ヶ月くらいで捨ててください。市販の目薬には防腐剤が入っていますが、開封すれば雑菌が入り中で増えることもあります。特に最近では防腐剤の刺激で目をいためるというので防腐剤を含んでいる目薬が徐々に減ってきています。10日ぐらいで使い切ったほうがよいものもあります。

坐薬は冷蔵庫に入れておけば、ほぼ使用期限内は安心して使えます。ただし、間違って別の症状に使ったり違う人が使ったりすると大変なことになりますので、誰のものかどんなときに使うかを書いておくのがよいでしょう。

シップは袋をあけたら1ヶ月くらいで使い切るようにしてください。揮発しやすい成分が含まれていますので、あけておくと効き目が落ちてしまいます。最近はチャックがついていて揮発を防ぐ工夫がされているものがたくさんでています。これはもう少し長くおいても大丈夫でしょう。

「使用期限」の過ぎたお薬は絶対に使用しないでください。どうしても迷われるときは薬剤師に必ず相談してください。

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