社団法人 福井県薬剤師会 FUKUI PHARMACEUTICAL ASSOCIATION

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お薬Q&A > 2009年 > 一般品

カプセルくん

お薬Q&A > 2009年 > 一般品

Q 風邪を引くと頭が痛く、おなかの調子もよくありません。市販の風邪薬と一緒に頭痛薬や胃薬を一緒に飲んでもいいでしょうか?
ヤクタイくん A いわゆる「風邪」は、そのほとんどは、ウイルスが鼻やのどに感染することから始まります。のどの痛み・くしゃみ・鼻水などの上気道の炎症症状から始まって、頭痛・発熱・筋肉の痛みといった全身の症状、さらには吐き気・腹痛・下痢など、消化器の症状があらわれることもあります。これは、ウイルスに感染することによって、からだの中でさまざまな反応が起きたり、ウイルスが消化管にも侵入してしまったりするためです。
一方、市販の風邪薬は、ほとんどが総合感冒薬といって、咳・くしゃみ・鼻水・鼻づまり・頭痛・発熱・のどの痛み・筋肉の痛み・などといった、いわゆるかぜ症状を和らげるように、いくつかの成分が配合されています。製品によって若干違いはありますが、解熱鎮痛薬、咳止め、鼻水を抑える薬などが含まれています。 
したがって、頭痛については、市販の風邪薬でもある程度は効果が期待できます。しかし頭痛の程度によってはあまり効果がないかもしれません。その場合でも、さらに頭痛薬をプラスして飲むことはお勧めできません。風邪薬に含まれる解熱鎮痛薬と頭痛薬とは、よく似た成分か、まったく同じ成分であったりするため、これらを一緒に飲むことで副作用が出るおそれもあるからです。
おなかの症状については、風邪による症状の場合もありますが、風邪薬に含まれる成分によって起こっている場合もあります。特に、解熱鎮痛薬は胃を荒らすことがあります。そのほかの成分によっても、吐き気や食欲不振や腹痛などがまれに起こる場合もあります。
それはさておき、「胃薬」とひとことで言っても、胃の働きを活発にするもの、消化を助けるもの、胃酸を抑えるもの、胃の粘膜を保護するもの、胃の痛みを抑えるもの、とさまざまです。これらの中には、風邪薬の成分との飲み合わせがよくないものもあります。そのため、やはり適当に選んで飲むのはお勧めできません。
いろいろな症状が出てつらいときには、やはり病院を受診して、症状に合った薬を処方してもらうことをお勧めします。もしどうしても市販の薬で間に合せたいときには、薬局で薬剤師に相談して薬を選んでもらうようにしましょう。
最後に、これらの薬は症状を和らげるためのものであって、風邪そのものを治すものではありません。薬で症状を和らげつつ、十分な休養をとって、早く回復するように努めましょう。

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