社団法人 福井県薬剤師会 FUKUI PHARMACEUTICAL ASSOCIATION

福井県薬剤師会は、県民の健康と福利増進のために働く薬剤師の職能団体です。



お薬Q&A > 2009年 > 一般品

カプセルくん

お薬Q&A > 2009年 > 一般品

Q 疲れていてしかも風邪気味なのでドリンク剤やサプリメントと風邪薬を飲もうと思いますが、飲み合わせは大丈夫でしょうか?
ヤクタイくん A 疲れていてしかも風邪気味とのこと、そういう時は栄養補給が必要と感じますね。そこで手軽に栄養補給できるドリンク剤やサプリメントとともに、風邪薬を飲もうと思われる方も多いとおもいます。まずドリンク剤ですが、ほとんどの商品に「カフェイン」という成分が入っています。このカフェインには、眠気や体のだるさをとったり、頭痛をやわらげたりという作用があります。栄養ドリンクを飲むと、だるさがとれて元気になったと感じるのは、このカフェインの効果かもしれませんね。しかしカフェインは、頭痛緩和や眠気防止の目的で、市販されている風邪薬にも含まれていることがあります。ですから、風邪薬と栄養ドリンクを同時にとると、このカフェインを必要以上に摂取したことにより、人によっては、イライラや、心臓の動悸、めまい、不整脈などの原因になることがあるので注意が必要です。カフェインの他にもドリンク剤には「アルコール」が含まれていることがあります。アルコールと風邪薬を一緒に飲むことで、薬の効き目が強く出たり副作用が多く出てしまったりすることがあるので注意が必要です。アルコールと風邪薬との飲み合わせは、先日の前中川財務相のG7会見での醜態でも報道されているように、重大な結果を招く場合もありますので、安易に併用してはいけません。もちろんアルコールは、かぜ薬だけでなく他の薬との併用も避けてください。薬によっては効きすぎると脳の活動が抑制され呼吸停止などを起こす恐れもありので、ドリンク剤で薬を飲むようなことは避けてください。
次にサプリメントですが、一般的なビタミン剤でしたら、大量に摂取しなければ特に飲み合わせなどの問題はないと思われます。しかし、ミネラル剤のなかにはマグネシウムが含まれているものがあり注意が必要です。病院で処方される抗生物質や抗菌剤の一部は、マグネシウムとお薬がくっついて吸収が悪くなり、薬の効き目が低下することがあるからです。市販されている風邪薬には抗生物質が含まれておりませんので、併用は問題ないと思われますが、いずれにしても、サプリメントの中にはさまざまな注意が必要なものがありますから、お近くの薬剤師にお尋ねになることをおすすめします。

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