お薬Q&A > 2007年 > 便秘
お薬Q&A > 2007年 > 便秘
- Q 私は、便秘がちでいつもお腹がはったような感じがあり不快です。市販の薬を使うのですが私にはあまり効かない様です。そこで漢方薬を使ってみようと思います。便秘によい漢方薬とどれくらい服用するとよいのか教えてください。
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A 市販の便秘薬にも漢方薬が配合されていたり、センナやダイオウのようにそれだけで飲むものもありますが、大腸を刺激して排便を促し下剤とよく似た作用を持つ漢方薬は、効果が現れやすく、寝る前に服用すると翌朝に改善がみられます。先ほどの朝顔の種も牽牛子(けんごし)と呼ばれる漢方薬で、乾燥後粉末にして一回に0,3g〜1gを服用します。
ところで市販の薬が効かないというご質問ですね。原因としては、便秘のタイプにあった薬剤を選んでいないのではないか、生活が不規則になっている、ストレスや運動不足、またはダイエットなどで食生活に問題がある、他に服用している薬が便秘を起こしやすい、開腹手術後で通過しにくくなっているなど、様々なことが考えられます。さらに、頻繁に便秘薬を飲み続けたために、自然な便意が起きなくなってしまったということもあります。
さて漢方薬ですが、一時的な便秘や、体力があるのに大腸の動きが鈍くなっているときは大腸を刺激する大黄甘草湯(ダイオウカンゾウトウ)がよく使われます。でも服用後に腹痛や下痢を伴うのであれば、ダイオウの少ないものにするか含まないのもがいいです。またストレスで大腸が過敏になり正常な運動ができないときには、緊張を緩める芍薬(シャクヤク)や冷えを改善する生姜(ショウキョウ)、胃腸の働きを高める桂枝(ケイシ)が使われます。ウサギの糞のようなコロコロした便には、腸の中を潤す作用をもつ地黄(ジオウ)や麻子仁(マシニン)があります。
実際に漢方薬を選ぶときには症状だけでなく体質や年齢も考慮しますので、薬剤師に相談してみてはどうでしょうか?