社団法人 福井県薬剤師会 FUKUI PHARMACEUTICAL ASSOCIATION

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お薬Q&A > 2008年 > 便秘

カプセルくん

お薬Q&A > 2008年 > 便秘

Q 50代女性です。慢性の便秘で悩んでいます。食物繊維を多く取るようにし、便秘薬も服用いていますがいまひとつ。漢方で治す方法は、ありませんか?
ヤクタイくん A 「慢性の便秘」は大腸の機能異常が原因でおこり、西洋医学的には「痙攣性便秘」、「弛緩性便秘」、「器質的便秘」の三つに分類されます。そして、実際はこれらの便秘が複雑にからんでいます。

便秘薬で一般的によく用いられる漢方薬は大黄甘草湯(だいおうかんぞうとう)があります。これは漢方でいう中間証から実証で、普通から体力のある人向けの薬です。

体力があまりない人には桂枝加芍薬大黄湯(けいしかしゃくやくだいおうとう)が用いられます。

桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)、小建中湯(しょうけんちゅうとう)は便秘と下痢を繰り返すような症状の人に向いています。
すぐには効果が出ませんがしばらく飲み続けることで、腸の動きを回復させて、安定したお通じをつけます。
ウサギのフンのような便が出る人には麻子仁丸(ましにんがん)や潤腸湯(じゅんちょうとう)があります。
イライラや不眠など気の異常がある人の便秘には、柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)を用います。

肥満症で比較的体力のある方。食欲が旺盛で、運動不足、肥満がちな方には防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)があります。お腹の周りや腸管に脂肪がつくと、それが直接、腸を圧迫するために働きが悪くなり、便秘になりやすくなると考えられます。ただし虚弱な体質の方は服用できません。

ここで紹介した漢方薬はほんの一部です。他にもたくさんの処方があるので、薬局で相談してあなたにあった薬をみつけてみてくださいね。

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