お薬Q&A > 2007年 > 処方箋
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- Q ちょっと前から「ジェネリック医薬品」という言葉がよく聞かれます。値段が安いということも言われていますが、安全なのでしょうか?また実際に効き目はあるのでしょうか?
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A 最近、テレビのコマーシャルなどでジェネリック医薬品という言葉をよく耳にしますが、その意味をご存知でしょうか。
ジェネリック医薬品とは後発医薬品の意味です。先発医薬品が医療機関で使用され数年経つと特許期間が切れます。特許が切れた後、他のメーカーが同じ成分の薬を研究、開発費をかけず、より安く作った医薬品のことです。
しかし、この説明を聞いて、「なんだか難しいな」という気持ちになるのは何故でしょうか。そもそも、ジェネリックって何でしょうか。ジェネラルならご存知でしょうか?そう「一般の」という意味です。ジェネリックとは「一般の名前」という意味でありジェネリック医薬品とは「一般の名前の医薬品」という意味になります。
このまま続けると、さらに難しい話になってしまいそうなので、お茶の話をたとえに分かりやすく説明いたします。
昔、ある会社が緑茶を作り、売り出しました。ここでいう緑茶が「一般の名前」になります。緑茶の商品名は「日本茶」。日本茶というのが「先発品」です。会社は、日本茶の特許を申請するとともに、莫大な開発費を投じて売り出しヒット商品となりましたが、新発売から数年が経ち特許が切れました。特許が切れたので、他の会社がそのヒット商品をまねて作り売り出そうとしました。まねて作るわけですからもちろん研究、開発の手間は少なく短い期間で作り上げることができました。
水やお茶の葉の採取場所製造方法は全く同じではありませんが、誰が飲んでも区別がつかないほどそっくりのお茶ができました。お茶の名前は緑茶でも良かったのですが会社の希望で「福井茶」という名前で売り出しました。
ここで言う「福井茶」は後発品です。この福井茶に莫大な開発費や宣伝費はかかっていないので日本茶より安く売ることができました。また、日本茶が発売されてから数年たって何の問題も無かったので福井茶を安心して売ることができました。
もう一度言い換えると、後発品は、莫大な開発費や宣伝費がかかっていないので先発品より安く供給することができます。先発品が発売されてから数年たって何の問題も無いので後発品を安心して供給することができる。となります。効き目についても同じことが言えるでしょう。
たとえが良かったかは疑問の残る所ではありますが、ジェネリック医薬品が先発医薬品に比べて安く、安心して手に入る理由がお分かりでしたでしょうか。
なお、薬の場合は安全性、有効性の確認だけでなく、ジェネリック医薬品が先発医薬品と同じ速さで薬の成分が体に吸収されるということを調べる試験も合わせて行われているので、安全であり、効果に差は無いと考えられています。
以上、ジェネリック医薬品についてお伝えいたしましたが、先発医薬品もジェネリック医薬品も医薬品には変わりありません。
薬を飲んでいる間は、何か変だな、いつもと違うなど気がついたら、近くの、やかかりつけ医師や、かかりつけ薬局に相談しましょう。