社団法人 福井県薬剤師会 FUKUI PHARMACEUTICAL ASSOCIATION

福井県薬剤師会は、県民の健康と福利増進のために働く薬剤師の職能団体です。



お薬Q&A > 2008年 > 処方箋

カプセルくん

お薬Q&A > 2008年 > 処方箋

Q おくすり手帳を作ろうと思っています。どこへ行けばもらえますか?また持っているとどんな利点がありますか?手帳を作るのに費用は、いくらかかりますか?
ヤクタイくん A おくすり手帳に興味を持っていただいてありがとうございます。
今までは主に薬局で貰われることが多かったと思いますが、近頃は病院でも目にされることが増えてきたのではないでしょうか?特に退院時や高齢の患者様では手にする機会も多いかもしれません。
お薬手帳とは、あなたに処方されたおくすりの名前や飲む量、回数、飲み方などを記録し、携帯するための手帳です。つまり、あなたのお薬をより安全に、そしてより効果的に使っていただくためのものです。
例えば複数の病院や薬局でお薬をもらっているとき、他の病院などでもらっている薬や今飲んでいるお薬との、重複や飲み合せをチェックすることができます。また病院で処置や治療のとき、あるいは薬局で市販の薬を購入するときに、今飲んでいる薬の情報が必要になることがあります。ですから、病院で診察のときや薬をもらうとき、薬局で薬を調剤してもらうときや買うときには、お薬手帳をみせてください。そして記入してもらってください。
また、今までに副作用を経験したことのある方は、おくすり手帳に記録しておきましょう。アレルギーに関することや、ご自身の病気に関することも記録しておきましょう。そうすることでチェックができ、避けなければいけないお薬が投与されることを防ぐことができます。そして普段からお薬についてわからないことや困ったこと、気になったことをメモしておきましょう。病院や薬局で伝えるのをつい忘れてしまいがちな情報を正確に伝えることができ、聞き忘れを防ぐことができます。
お薬手帳自体は無料でお渡しできるものですが、白紙の手帳では意味をなしません。薬局や病院であなたのお薬に関する情報を記録してもらう必要があります。この記録された情報を元に薬剤師は飲み合わせなどのチェックを行います。こうした薬剤師の専門的な行為に対しては技術料が算定されることになります。
最後に、お薬手帳は薬局や医療機関でもらうことができますが、病院や薬局ごとに別々の手帳を使っていたのでは必要なチェックができなくなります。手帳は1冊にし、診察券や保険証などと一緒に保管し、持ち歩くと便利です。
お薬手帳を活用し、お薬を安全に、そして効果的に使って、健康で長生きしたいですね。

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