社団法人 福井県薬剤師会 FUKUI PHARMACEUTICAL ASSOCIATION

福井県薬剤師会は、県民の健康と福利増進のために働く薬剤師の職能団体です。



お薬Q&A > 2008年 > 喫煙

カプセルくん

お薬Q&A > 2008年 > 喫煙

Q これまで禁煙をするためにニコチンガムやニコチンバッチなどを使っています。他にどんなことに気をつけたら良いでしょうか。また他にどんな薬がありますか。
ヤクタイくん A 禁煙を成功させるには、しっかりと下準備が大切です。

最初に「なぜ禁煙したいのか」をはっきりさせ強い動機を持つことが重要です。強い動機があれば、つらい禁断症状や、「1本くらい吸っても大丈夫だろう」という誘惑に耐えることができます。
次に、周囲の人に禁煙を公言します。苦しいときに励ましが得られますし、「失敗したら恥ずかしい」という気持ちは、禁煙を成功に導くプラスのストレスとして作用します。
次に、灰皿を処分する、禁煙宣言を書くなど自分なりの儀式を行い禁煙の決意を形にすることも大事です。

下準備が終わったら禁煙を始めますが、誰もが不安に思うのが「禁断症状」です。禁断症状は、ニコチンが体内から消えることで引き起こされ、「イライラ感、集中力低下」などの精神症状と、「頭痛、だるさ」などの身体症状が現れます。程度の差はありますが、禁煙を始めた以上、越えなければならないハードルです。しかし、禁断症状は長く続くわけではありません。禁断症状が強く出るのは一般に、禁断開始後2〜3日です。2〜3日目をピークにして、5日目にはかなり軽くなり、7日目になると症状はほとんど治まります。
また、禁断症状を和らげる方法としては、冷たい水や飴・ガムを食べたり、歯を磨く・深呼吸をする・散歩・体操などして気分転換をはかりある程度緩和することができます。頑張ってください。

ニコチンガムやニコチンバッチ以外の薬として、今月の5月8日に新しい経口禁煙補助薬が発売になります。従来の禁煙補助剤は、タバコの代わりにニコチンを補充することによって禁煙に伴う禁断症状を軽減する「ニコチン代替療法」です。ところが、新しい経口禁煙補助薬はニコチンを含まず、禁煙に伴う禁断症状やタバコへの切望感を少なくし、同時に喫煙から得られる満足感を抑えることにより禁煙を助ける働きをします。しかし、この薬は飲み方に特徴があり、嘔吐、不眠症などの副作用があるので、医師の指導のもと服用することになります。今まで禁煙できなかった人は一度ご相談ください。

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