社団法人 福井県薬剤師会 FUKUI PHARMACEUTICAL ASSOCIATION

福井県薬剤師会は、県民の健康と福利増進のために働く薬剤師の職能団体です。



お薬Q&A > 2006年 > 漢方薬・生薬・民間薬

カプセルくん

お薬Q&A > 2006年 > 漢方薬・生薬・民間薬

Q 子どものアレルギーのこともあって、漢方薬に興味があるんですが、あまり知りません。以前コマーシャルで保険が使えるというようなことは耳にした覚えがあるんですが、漢方薬ってどういうものがあって、どういう時にいいんですか?
ヤクタイくん A まず、漢方とは、もともと中国の漢で発達し、日本に渡って独自の発展をしてきた伝統医学です。患者さんの自覚症状を重視し 病気を体全体の不調和と捉え 正しくととのえるのが目的で、人が本来持っている病気と闘い治す力(自然治癒力)を高めることに重点がおかれています。 治療に使われる漢方薬は、草、根、木の皮を中心に動物由来のもの、鉱物などの天然物を組み合わせて作られています。漢方薬は安全で副作用がないと思われている人が多いようですが、漢方薬も薬ですから副作用はあります。ただ西洋薬と比べて程度も頻度も少ないようです。主な副作用として、食欲がなくなる、熱や蕁麻疹が出る、むくみ、動悸などがあります。
また、医師が処方をすれば健康保険が摘要になります。では漢方薬が適応となる主な、小児疾患は、風邪、嘔吐、下痢、アレルギー性の気管支喘息、夜泣き、夜尿症(おねしょ)などです。ほかにもそれぞれの症状にあった漢方薬が処方されます。風邪には葛根湯、麻黄湯(まおうとう)、柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)、小柴胡湯(しょうさいことう)、小青竜湯(しょうせいりゅうとう)。嘔吐、下痢症には五苓散(ごれいさん)、人参湯(にんじんとう)、真武湯(しんぶとう)。気管支喘息には麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)、小青竜湯(しょうせいりゅうとう)、神秘湯(しんぴとう)。アトピ-性皮膚炎には小建中湯(しょうけんちゅうとう)、柴胡清肝湯(さいこせいかんとう)、十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)。夜泣きには甘麦大棗湯(かんばくたいそうとう)。夜尿症(おねしょ)には抑肝散(よくかんさん)、柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)などですが・漢方薬のみで対応するのは困難な事もあります。医師が使用される漢方薬は130種類以上ありますが、まだ小児に使用経験のない薬もあります。

学校薬剤師会

「かかりつけ」は基準薬局まで
基準薬局
基準薬局はこの看板が目印です

RSS 1.0 Atom 1.0

0.06 sec