お薬Q&A > 2008年 > 皮膚
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- Q 毎年、しもやけで困っています。いつも軟膏を付けるのですが長引いて困っています。場所は、足の指なのですが、動かすとムズムズ痛痒い状態になります。どうしたらよいでしょうか?
- A しもやけの対処法をお話しする前に、しもやけの特徴を少しだけご紹介します。しもやけはご存知の通り、寒いとか冷たいといった寒冷刺激によって手足の細い血管の血流が悪くなることで表れる症状です。手足の指以外にも、耳や鼻の先などの体の露出している部分に現れやすく、赤紫色の発疹やむくみのような腫れを伴います。患部は痛がゆく、温まるとかゆみが増してくるといった特徴があり、病状が進行すると壊死(えし)が起きて、皮膚がむけたり潰瘍などができることもあります。しもやけになりやすい方は、元々血管が細い女性や、体温が低かったり冷え症があったりして血液循環が悪い方に多い傾向があります。このようなしもやけの対処法は、血液循環を改善する方法が一般的です。まずは血液循環を良くさせるお薬を使用することをおすすめします。血液循環を良くするお薬には、内服薬ではビタミンE剤、外用薬ではビタミンEやへパリン類似物質配合の軟膏などが主に使用されます。それだけでは良くならないという方には、根本的に体質から改善させるための漢方薬がおすすめですが、しもやけの漢方薬も多種多様にありますので、その方の体質に合わせたものをしっかりと選別した上で服用して頂くことが肝要です。今回のご相談の方は、いつも軟膏をご利用になられていてもなかなか良くならないということですので、軟膏の種類や使用方法などが正しいかどうかをご確認頂き、飲むお薬もございますので是非お試しになられると良いでしょう。また、お薬の服用と一緒に行って頂きたい養生法もございます。例えば、40℃位のお湯と5℃位の冷水を用意して頂き、しもやけの患部を交互につけて温寒刺激を与えて頂くことで血行を改善させる方法や、先が細い靴やヒールが高い靴を履いていると、足のつま先が圧迫されて血流が悪くなるので、なるべくつま先を圧迫しない履物に変えて頂くことも大切です。その他にも手足の湿度が高かったり、皮膚を濡れたままで放って置くと皮膚表面の体温が奪われてしまうためにしもやけになりやすいということもありますので、日頃から手足の指先や指と指の間などが濡れたら、なるべく早くしっかりとふき取り、靴は乾燥させ、手袋や靴下が濡れた場合は早く取り替えることも養生のひとつです。詳しいことやわからないことなどは、かかりつけの薬局などでお気軽にご相談なさって下さい。最後に、しもやけに良く似た症状が表れる病気の中に、「閉塞性動脈硬化症」や「糖尿病」などがございますので、ご自身では判断が難しい場合はかかりつけの医師や薬剤師にご相談なさって下さい。