お薬Q&A > 2008年 > 皮膚
お薬Q&A > 2008年 > 皮膚
- Q 冷え性で手荒れがひどくひび割れもあり痛くてつらいです。保湿クリームなどを使っていますがこの時期になると必ず荒れます。他にどのような薬があるでしょうか?
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A 冬は最も手が荒れる季節であり、女性にとっては炊事・洗濯がとてもつらくなる時期でもあります。健康な皮膚は外部からの刺激物や有害物質の侵入を防ぐため角質層で覆われていますが、さまざまな原因により外部からの強い刺激があると、角質層が破壊されたり、新しく角質層を作るサイクルが乱れたりして、手荒れが起こります。軽症の時は、手の甲や指先がかさかさする程度ですが、悪化すると湿疹や痒みが現れ、さらに悪化するとひび割れて出血したり、痛みが出たりします。
手荒れの原因は、1)季節的原因…冬は気温が低下し、皮脂の分泌量が減少します。その結果、皮膚の水分と油分の量が不足し、手荒れが起こります。2)日常的原因…水仕事をすることにより、角質層がはがれて手荒れが起こります。お湯はさらに皮膚をはがしやすくするので、冬によく手荒れが起こります。3)紫外線によるもの…紫外線は皮膚を乾燥させます。日差しの弱い冬でも紫外線は地表に届いています。
日常生活における手のお手入れのポイントは皮膚が乾燥しないようにすることです。こまめに保湿用クリームを塗りましょう。とくにお風呂上りに塗ると、入浴中に失った水分と油分を補給することができ、効果的です。また寝る時に絹や綿の手袋をはめると、保湿効果が期待でき、布団の刺激から手を守ることもできます。水仕事の時は、できるだけお湯を使わないようにするか、ゴム手袋をしましょう。ゴム手袋が刺激になる場合は、綿の手袋を内側にしてください。洗剤は食器洗い用のみでなくボディーソープやシャンプーなども刺激になっている場合があります。ご自身にあったものを使い、十分にすすぎましょう。紫外線から肌を守るために外出時は、顔だけでなく手にも日焼け止めクリームを塗りましょう。手袋をすることも効果が期待できます。寒さによる血行不良からくる新陳代謝のバランスの崩れも手荒れの原因に考えられます。規則正しい生活と、たんぱく質・コラーゲン・ビタミンなどの栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。