社団法人 福井県薬剤師会 FUKUI PHARMACEUTICAL ASSOCIATION

福井県薬剤師会は、県民の健康と福利増進のために働く薬剤師の職能団体です。



お薬Q&A > 2008年 >

カプセルくん

お薬Q&A > 2008年 >

Q 毎日、パソコンで作業しているので目が疲れやすく目薬を使っています。目薬の中で清涼感のあるものとそうでないものとありますが、効果として違いはあるのでしょうか?
ヤクタイくん A パソコンは急激な普及とともに現代の世の中において必需品と言っても過言ではないほど身近なものになりました。今は職場だけでなくご家庭でも1台以上お持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。
ですが、それに伴って目の乾燥(ドライアイ)や疲れ目を訴える患者さんも増加しています。
画面を集中して見つめるために目の調節筋が凝ってしまい、かすんだり重たくなったりという症状が出てきやすくなります。また、まばたきの回数が減ることで、ドライアイになり角膜にキズがつきやすい状態を引き起こすなど様々なトラブルが現代人の目を襲います。
目だけではなく、パソコンなどの1日の連続作業時間が長くなるほど額の圧迫感や吐き気、といった体の症状が起こることもあります。

さて、ご質問の清涼感のある目薬についてですが、これは「メントール」などのスーっとさせるための成分が入っているためです。一般に市販されている目薬では、使用感の好みがあるためこの清涼成分が入っているもの、いないものどちらもありますが、清涼成分自体が効果に影響しているわけではないのです。
最近では一般の市販目薬には、清涼感の度合が数値で表されていてお好みで選べるようなものもありますので、そちらも参考にされるとよいですね。
ただし、ドライアイで傷が付いている場合や角膜に炎症がおこっている場合などは清涼成分のある目薬をさしてしまうと痛みが出ることもあるため避けていただいた方がよいでしょう。
また、目をいたわる対策も大切です。遠くの景色を眺めて目を休ませ、1時間に10〜15分は休憩をとったり、時々適度に体を動かして緊張をほぐしたりしましょう。
そして、眼科での定期検査を受け、大切な目に起こるトラブルを未然に防ぐよう心がけましょう。

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