社団法人 福井県薬剤師会 FUKUI PHARMACEUTICAL ASSOCIATION

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お薬Q&A > 2008年 > 腰痛・筋肉痛・体の痛み

カプセルくん

お薬Q&A > 2008年 > 腰痛・筋肉痛・体の痛み

Q 仕事でいそがしくなったりストレスがかかると頭が痛くなり毎回のように頭痛薬を飲んでいます。頭痛持ちを解消するための薬は、何がおすすめですか?
ヤクタイくん A 頭痛は大きく分けて、機能性頭痛と器質性頭痛の2つに分けられます。片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛等といったストレスなどが関係している原因不明の頭痛を1次性(機能性頭痛)といい、のものと、くも膜下出血や髄膜炎等が原因ので頭部などに何らかの原因が明らかにある頭痛を2次性(器質性頭痛)のものに分けられますといいます。今回のご質問内容では、1次性の緊張型頭痛の可能性が高いと思われますが、一度専門の病院で診察・検査を受けられることをお勧めします。予防や発作時の治療方法は、頭痛の種類によって異なりますし、くも膜下出血等の危険性の無いことを確認することが必要だからです。
さて、今回のご質問は「頭痛持ちを解消するための薬は、何がおすすめですか?」ということですので、1次性頭痛の予防的な薬物治療について、2006年に日本頭痛学会が作成した「慢性頭痛の診療ガイドライン」の内容をご紹介したいと思います。
まず片頭痛についてです。片頭痛の発作回数が多く、社会生活上、支障をきたしている場合等には予防的治療を考慮する考えることとされています。予防に使用さわれる薬には、血圧を下げる薬や抗てんかん薬神経細胞の興奮性を抑える薬、頭痛に関係しているといわれている脳内の物質を整える抗うつ薬などがあり、片頭痛発作の頻度や程度によって使い分けられています。次に緊張型頭痛については、筋肉のこわばりをとることが治療方針第一となりますので、懲りをほぐす薬、緊張を和らげる薬、興奮性を抑える薬抗うつ薬・抗不安薬・筋弛緩薬等が使われていますが、併せて運動療法(頭痛体操)を行うとより有効であると言われています。頭痛体操とは、体を動かすことが目的ではなく、余分な筋肉のこわばりをとるために、力を入れたり抜いたりすることを繰り返すことです。最後に群発頭痛ですが、発作は就寝中寝ている間にみられることが多いため、血管を収縮する薬の就寝前を寝る前に予防的に服用したり内服や、血圧を下げるカルシウム拮抗薬が有効な場合もあるとされています。いずれにしても医師の診断により処方されるおくすりですので、医師の指示に従って使用することになります。また、漢方薬の中には頭痛の症状に応じて、効果があると言われているものがありますので、かかりつけの薬局等でご相談されるとよいと思います。
いずれにしても、なかなか治らない場合には、薬にたよらず、体を休めたり、医師の診察を受けることが大事です。

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