社団法人 福井県薬剤師会 FUKUI PHARMACEUTICAL ASSOCIATION

福井県薬剤師会は、県民の健康と福利増進のために働く薬剤師の職能団体です。



お薬Q&A > 2006年 > 薬の飲み方

カプセルくん

お薬Q&A > 2006年 > 薬の飲み方

Q 先日中学生の息子が錠剤を噛み砕いて飲んでいることに気がつきました。錠剤を丸ごと飲み込むのがどうも受け付けないようで知らない間に噛み砕いて飲む癖がついてしまったようです。普段の生活であまり薬などは飲まない方ですが、成分などに変化がないのか少し心配しております。大丈夫でしょうか?
ヤクタイくん A 小学校の高学年になると、お薬が水ぐすりや粉ぐすりから錠剤に変更される場合が多く、薬の効果を高めるために、その時期に正しい飲み方を身につけることが非常に重要と思います。

さて今回のご質問ですが、結論から申し上げますと、錠剤の種類によっては噛み砕いて服用すると薬の効果に影響を与える場合があります。
ご家庭での対策としては薬を飲むとき、(1)多めの水(普通のコップ1杯程度)で錠剤を流し込む(2)食事のあとに飲む薬では少量の食べ物と同時に飲むなどの方法がありますが、それでも正しく飲めない場合は、担当のお医者さんと相談して粉ぐすり等ご本人が飲みやすいものに変更してもらうなどの対応が必要と思います。

ご参考までに噛み砕いて飲んではいけない錠剤として、薄い皮膜でコーティングされた錠剤(フィルムコーティング錠といいます)や胃酸などで薬の成分が分解されないよう胃で溶けずに腸で溶けるようにした錠剤(腸溶錠といいます)や薬の効果を長く保つよう工夫された錠剤(成分徐放錠)などがありますので、お薬を受け取られるときに医師や薬剤師にお問い合わせ頂くことをお勧めします。

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