お薬Q&A > 2008年 > 薬の飲み方
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- Q 時々、頭痛の薬を服用しています。朝食には、納豆を食べていますが、お薬と納豆とは飲み合わせが良くないと聞きました。他に飲み合わせのよくないものはありますか?
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A さて、今回のご質問は、「薬の飲み合わせ」の問題ということになります。薬は、薬同士や飲食物との飲み合わせによって、薬の作用が強くなったり、逆に、弱くなったり、あるいは副作用が出やすくなったりすることがあります。また、薬の飲み合わせは、1.医療用のお薬同士、2.市販薬と医療用、3.薬と飲食物・健康食品、と、大きく3つのパターンがあります。
今回は、3番目の3.薬と飲食物・健康食品との飲み合わせの問題になります。
ご質問の 「お薬と納豆の飲み合わせ」についてですが、納豆そのものは完全食といわれるくらい栄養バランスに優れていますので、どんどん食べていただきたいです。ただし、血栓を作りにくくする薬である「ワルファリンカリウム」を服用している方は納豆を食べることは避けなければなりません。ワルファリンカリウムは、血液を凝固させるしくみの中で働いているビタミンKの作用を抑えて、血栓ができにくくする働きを持つ薬です。しかしながら、納豆を食べることにより体の中のビタミンKが増えるため、ワルファリンカリウムの効果が弱まり、最悪の場合は血栓ができて不幸な結果になる場合があります。
今回のリスナーの方は、「頭痛薬と納豆との飲み合わせ」を心配されていますが、納豆がだめなのはワルファリンカリウムを飲んでいる患者さんに限定された話なので、安心してください。
「他に飲み合わせのよくないものはありますか?」とのご質問には、血圧を下げる薬の一部と「グレープフルーツ」や「グレープフルーツジュース」の飲み合わせを代表的な例として紹介したいと思います。薬は体に入ると、胃や小腸で吸収され、血液中に入り、薬の効果が現れます。そして肝臓で分解されるのですが、グレープフルーツに含まれている成分が、薬の分解を抑えるため、通常の量を飲んでいても、体の中から消えにくくなり、薬を大量に飲んでいるのと同じ状態となります。その結果、副作用がでやすくなりますので、避けていただく必要があります。
詳しい内容については、お知りになりたい方は、かかりつけの薬剤師に確認してください。親切丁寧に説明してくれるはずです。