社団法人 福井県薬剤師会 FUKUI PHARMACEUTICAL ASSOCIATION

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お薬Q&A > 2008年 > 薬の飲み方

カプセルくん

お薬Q&A > 2008年 > 薬の飲み方

Q 市販されている風邪薬(粒状)を服用する時のお水の量は、どのくらいが適量ですか?あまりお水を飲まずに服用すると体を痛めるでしょうか?
ヤクタイくん A 風邪薬に限らず、薬は体を起こして、コップ一杯程度、約200mLの水かぬるま湯で飲むのがよいと言われています。熱があって横になっている場合でも、せめて上体を起こして飲むようにしましょう。よく「水なんかなくても飲めるさ」と自慢する人がいますが、水なしで薬を飲んだり寝たまま薬を飲むと、のどや食道にひっかかったり、誤って気管に入ることがあります。特に、カプセル剤はゼラチンでできていますので、水なしではのどや食道の粘膜にひっかかりやすくなります。食道に薬がとどまると、効き目が遅くなるばかりではなく、粘膜を傷つけることもあります。また、薬は水によってくずれることで腸の粘膜から吸収されやすくなったり、胃の負担も少なくなったりします。十分な量の水で薬を飲まないと、薬の吸収が悪くなったり遅くなったりして期待通りの効き目が得られないこともあります。 また水やぬるま湯以外の飲み物で薬を飲むと、薬の吸収が遅くなり効き目も弱くなるという場合があります。例えば、解熱鎮痛剤のアスピリンを、コーラといっしょに飲むと、水で飲んだときよりも明らかに効き方が遅くなることがわかっています。 またグレープフルーツジュースの場合、そのジュースの中に含まれている苦味の成分が、ある種の血圧を下げる薬や花粉症の薬の作用を強くして、思わぬ副作用が現れることが知られています。 そのほか、牛乳に含まれるカルシウム、お茶のタンニンなども、くすりに影響することがあります。このように、薬と飲み物の関係には、複雑なものがあります。したがって、くすりはやはり水かぬるま湯で飲むようにし、そのほかの飲み物は、どうしてもやむをえない場合にとどめておくべきです。

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